どうも、管理人のタイプ・あ~るです。
先日、「庵野秀明監督が『シン・ゴジラ』に続いて『シン・ウルトラマン』を制作するらしい」という記事がネットに流れてファンがザワつきました。
庵野秀明『シン・ウルトラマン』発動!! 西島秀俊、斎藤工、長澤まさみ…超豪華キャスト! : https://t.co/sTsI6qiDRE#日刊大衆#西島秀俊#長澤まさみ#斎藤工#庵野秀明#エヴァンゲリオン#ウルトラマン
— 日刊大衆 (@taishujp) July 28, 2019
庵野さんと言えば、大学生の頃に「自分自身がウルトラマンに扮して怪獣と戦うウルトラマン映画」を自主制作で作ってしまうほどのウルトラマン好きとして知られ、『シン・ゴジラ』が大ヒットしている時から(期待も込めて)「次は『シン・ウルトラマン』だ!」などと言われていたそうです。
なので、全くあり得ない話ではないんでしょうけど、ただ「どこまでこの記事に信憑性があるのか?」という点ではいささか懐疑的だったんですよね(多くの人も「単なる飛ばし記事」として見ているようだし)。
ところが…
あることをきっかけに「あれ?コレってもしかしてマジなのでは…」と思うようになったんですよ。
そのきっかけとは、氷川竜介さんがこの『シン・ウルトラマン』の記事をリツイートしたこと。そして、「間違えました」と慌てて削除したことです。
うっかりして、不確定情報をツイートしてしまいましたので、削除いたしました。ご指摘ありがとうございました。
— 氷川竜介 (@Ryu_Hikawa) July 28, 2019
氷川竜介さんと言えば、アニメや特撮作品などの研究家であり、当然ながらゴジラやウルトラマン関連の情報に詳しく、さらに庵野監督との親交も長きに渡り、過去には対談や『ジ・アート・オブ シン・ゴジラ』のロングインタビューなども担当しているのです。
そんな氷川さんが、一般人みたいに「うっかりして」真偽不明の怪しい記事をリツイートしたりするでしょうか?氷川さんならすぐ関係者に確認を取れる立場にあるわけだし、そもそも庵野さんに直接聞けば済む話でしょう?なんか不自然なんですよねえ。
で、ここからは僕の推測になりますが…
もしかして氷川さんは『シン・ウルトラマン』の企画が水面下で密かに進行しているという情報を以前から知ってたんじゃないか?と。
知っていたからこそ、この記事を目にした瞬間、「あの企画がついに決まったのか!」と勘違いして(関係者に確認も取らずに)うっかりリツイートしてしまったのではないかと。
そして、直後に「あっ、マズい!まだ公式に発表されてなかった!」と気付いて慌ててツイ消しし、「うっかりしてました」と取り繕ったのではないか…と。コレ可能性としては結構あり得ると思います。
なぜなら氷川さんは、『シン・ゴジラ』の時も情報が解禁されるずっと前から神山健治さんが書いた「初期プロット版の脚本」を渡され、それを読んで庵野さんに様々な意見を出していたからです。なので今回も『シン・ウルトラマン』の検討用シナリオぐらいは読んでるんじゃないのかな?と。
これに対して「だとしても、極秘で進めている映画の企画内容が、そう簡単に流出したりしないだろ」と思う人がいるかもしれません。しかし、意外とこういうのって珍しくないんですよね。
例えば、数年前に週刊文春が「大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』がついに実写化決定!」という記事をスッパ抜いたら、映画会社も集英社も「知りません」と否定したのに、その後「実写化決定!」と公式発表されました。
つまり、正式に決定するまでは公にできないけれど、水面下では常に多くの企画が動いていて、そういう「関係者だけが知っている情報」がうっかり外部に漏れてしまう…というパターンは実際にあるんですよ。
もし今回の件がそうだとすれば、少なくとも「庵野秀明監督が『シン・ウルトラマン』を撮るという企画」自体は、何らかの形で検討されているのかもしれません。
ただ、「じゃあこの企画は実現するのか?しないのか?」っていうと現時点ではまだ分からないし、実現しなかった場合は「やはりあの記事はガセネタだったんだな」などと言われてしまうんでしょうねえ(^^;)
※追記
円谷プロと(株)カラーから「『シン・ウルトラマン』の制作決定」「2021年に公開予定」と正式にアナウンスされました。やっぱ氷川さん知ってたんだね(あのリツイートは”フライング”だったわけかw)。