どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。
いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたが、皆さんいかがおすごしでしょうか?
さて、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開されてから約2週間が経ち、先週末(12月22日〜12月24日)の全米ボックスオフィスランキングが発表されました。
それを見ると、興行収入は7,156万5,498ドル(約78億7,220万4,780円)で、2週連続となる首位を記録したようです(1ドル=110円計算)。
しかも2位以下を大きく突き放すブッちぎりのトップで、累計米国興収は3億9,727万ドルを突破!早くも2017年公開作の興収ランキングで『美女と野獣』『ワンダーウーマン』に続き第3位にランクインした模様。
また、世界興収では7億4,540万ドル(約844億円)を稼いでおり、さらに来年1月から公開される中国市場も視野に入れると、『ローグ・ワン』の10億5,605万ドルを超えるのはほぼ確実と言えるでしょう。
なお、日本でも同じくV2を達成し、週末2日間で観客動員45万人、興収6億9600万円を記録。公開10日間で累計動員は211万人、興収は32億円を突破していて「やっぱスター・ウォーズはすげえな!」と感心せざるを得ません。
とまあ、こんな感じで興行的には世界中で大ヒットしている『最後のジェダイ』なんですが、その評価は賛否両論真っ二つ!かつてないほどレビューが荒れまくってるんですよねえ(苦笑)。
なんせ、『最後のジェダイ』に激怒したファンたちが、「こんな酷い映画はスター・ウォーズの正史(カノン)として認められない!」「シリーズから外すべきだ!」とネット上で訴えたところ、世界中から5万件を超える署名が集まったというのだから凄すぎる!
いや、もちろん今までの『スター・ウォーズ』でも評価が割れたことはありましたけどね。でも今回は「絶賛派」と「酷評派」、どちらの意見も多いっていうのが特徴なわけで。
「これは面白い!」「シリーズ史上最高傑作!」とベタ褒めしてる人がいるかと思えば、「こんなつまらん映画観たことない!」「最低の駄作だ!」と怒り狂ってる人まで両極端に分かれてるんですよ(酷評だらけだった『エピソード1』とはそこが違うw)。
中でも、ロッテントマトの観客評価が凄まじく、今までは『EP2 クローンの攻撃』が57%でシリーズ最低だったんですが、ついに『最後のジェダイ』がその記録を打ち破り、なんと51%というスター・ウォーズ史上最も低い評価が下されてしまいました、トホホ(-_-;)
う〜ん、映画評論家の評価は91%とかなり高いのに、どうしてこうなったんでしょうねえ(ちなみに評論家と観客、どちらの評価も高いのが『帝国の逆襲』で、どちらも低いのが『ファントム・メナス』ですw)。
というわけで本日は、傑作なのか?それとも駄作なのか?シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』について詳しく検証してみたいと思います。なお、以下の文章はネタバレ全開なので、未見の方はご注意ください。
●ハックス将軍がマヌケすぎる
まず、僕が最初に気になったのは冒頭シーン。ファースト・オーダーの猛攻撃を受け、窮地に陥っていたレジスタンスを救うためにポー・ダメロンが一人で出撃するんですけど、敵のハックス将軍との会話が緩くて緩くて(笑)。
「え〜とハグスさん?」「ハックスだ!」という”名前間違えネタ”を何度も繰り返してるんですが、冒頭でこれをやられると「ああ、敵と味方でもこの程度の緊張感しかないのか…」って感覚が先に立ち、「命懸けで戦争をしている実感」が湧き難いのです。
いや、ハックス将軍のキャラ自体は好きなんですけどね。全身から滲み出る小者感が絶妙で、実にいいキャラだと思うんですが、いかんせんポーとのやり取りは「笑わせよう」という狙いが前面に出すぎてコントみたいになっちゃってますから(笑)。
出来れば最初のシーンではもう少しシリアスに戦闘を描いて欲しかった。でないと、ローズの姉のペイジが爆弾を投下するために必死で壁を蹴る場面も全くエモーショナルに見えません(むしろ「さっさと爆弾落とせや!」とイライラする)。
ちなみに、ライムスター宇多丸さんはこのシーンを見て「無重力の宇宙空間なのにどうして爆弾が下に落ちるんだ?」「そもそも空気は?」みたいなことを指摘していましたが、その辺は”スター・ウォーズのお約束”なので突っ込んでもしょうがないんじゃないかなあ(^_^;)
●レイアの宇宙遊泳
恐らく、映画を観た人ほぼ全員がこのシーンで「え…ウソでしょ…」と絶句したんじゃないでしょうか?『最後のジェダイ』を絶賛している人たちでさえ、「あの場面だけはさすがに受け入れ難い」と擁護のしようがないほどですからねえ(笑)。
個人的に、「フォースの力を応用してああいうことが出来た」という”設定”そのものに不満はないんですよ(レイアが強いフォースを持っている設定は『ジェダイの帰還』の時からあったので)。ただ、「そもそもあのシーンって必要だったのかな?」と。そこが非常に気になるわけで。
「レイアが意識不明の寝たきり状態になる展開」へ持って行きたいのなら、「ファースト・オーダーの攻撃を受けて重傷を負う」というシーンだけで良かったはずでしょ?わざわざ宇宙へ飛び出してまた戻って来る必要はないわけで、その辺が問題じゃないのかなと。
ちなみにこのシーン、酷評派の人たちから「レイアが江田島平八化した!」とか言われてて「どういう意味なんだろ?」と思ったら、こういうことだったんですね(笑)。なるほど、これは笑うしかない(^_^;)↓
●ローズ問題
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場している新キャラの中で、最も激しいバッシングを受けている人物といえば、何と言ってもケリー・マリー・トラン演じるローズ・ティコでしょう。
「ブス・デブ・チビ」という容姿に対する批判だけでなく、劇中の彼女の行動に対しても「やること成すこと全てがウザい」「ジャージャー・ビンクスの再来だ!」などと罵詈雑言の嵐。
ただ、この辺はライアン・ジョンソン監督が意識してやっていることでもあるので、もしローズの言動に不満を感じたとしたら、それは監督の意図が正しく伝わっていない(伝え方がヘタ)ということになるのかなと。
なお、僕自身は「ローズのキャラが嫌」って感覚はないんですが、「フィンとのキスシーンはいらなかったんじゃないかな〜」と。あそこはちょっと唐突な感じがしましたね(^_^;)
・『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の「ローズ問題」について
●DJの存在
本作を酷評している人たちから蛇蝎のごとく嫌われているローズは、同時に彼女とフィンが活躍する「カント・バイトのエピソード」にも影響を及ぼし、「本筋に関係ねえだろ!」と批判が殺到しているようです(笑)。
確かに、良く考えてみたらローズたちがやったことは、ほぼ事態を解決する役には立っておらず、「彼らのおかげで何かが上手くいった」という明確な成果は見えません。中でも特に謎なのは、ベニチオ・デル・トロ演じるDJの存在。
DJは「どんなコードでも解除できるぜ」という”自称コード破りの天才”で、フィンやローズと共にファースト・オーダーの宇宙船に侵入し、ハイパースペース・トラッキングのシステムを無効化しようとするものの、途中で裏切り、そのままどこかへ去って行くという、ただそれだけのキャラなんです。
は?
なんなの?
キャプテン・ファズマの場合は旧シリーズのボバ・フェットみたいなもんですから、「強そうに見せかけてあっさりやられる」みたいな肩透かしがあっても別に構わないんですよ。しかし、そういうキャラは2人もいらないし、そもそもDJの出番が無駄に多い!
要は、「あんなに長い尺を取ってるくせに、特にストーリーに深く関わるようなことはやってないし、誰にも影響を与えてないし、あいつ結局なんだったの?」という不満しか出て来ないのですよ。一体何がしたかったのか、本当に謎ですねえ(^_^;)
●ルークのキャラが激変
レジスタンスたちが宇宙で色々大変な目に合っているその頃、主人公のレイは惑星オクト―で伝説のジェダイ・マスター、ルーク・スカイウォーカーと対面していました。そして、その手にはライトセーバーが…。
前作『フォースの覚醒』のラストシーンで、レイが差し出したライトセーバーを受け取ったルークが、いったい何を話すのか?気になっていたファンも大勢いたことでしょう。
ところがなんと!ルークは手にしたライトセーバーを一目見ると、興味なさそうに「ポイッ」と投げ捨ててしまったのです!いや〜、驚きましたねえ。思わず「おお〜い!」と突っ込んでしまいましたよ、心の中で(笑)。
この瞬間、僕は「なるほど、今回のルークはこういうキャラで行くのか」と確信しました。謎の動物の乳をゴクゴク飲んだり、レイの手を草でコチョコチョくすぐって「どうだ?フォースを感じるか?」とイタズラしてみたり、オチャメなルークが盛りだくさん(笑)。
しかし、当然ながらファンの反応は最悪で、「ルークがこんなことするわけねえだろ!」と批判が殺到。特に、寝ているカイロ・レンを殺そうとするシーンに対し、「『ジェダイの帰還』の時はダークサイドへ落ちたアナキンを信じていたのに、なんでカイロ・レンはあっさり見捨てるんだよ!」と納得できない人が続出した模様。
実は、ルークを演じたマーク・ハミル自身も「最初に脚本を読んだ時、”ルークの行動を変更できないか?”とライアン・ジョンソン監督に交渉したよ。僕たちの間には根本的な不一致があったんだ。でも、これはもう僕の物語ではなく、別の誰かの物語だからね…」と微妙なコメントを出しています。
そして映画が公開された後、マークはこの発言について「どんなプロジェクトでも、監督と役者の間には創造性の違いがある。しかし、大抵はそういう思いを公表しないものだ。疑いの気持ちや確信のなさを表明してしまったことを、僕は後悔しています」と反省の言葉を述べました。
どうやらマーク・ハミルはルークの激変ぶりを受け入れたようですが、往年のファンが「どうして…」とガッカリするのは当然でしょう。個人的には、ああいう感じのルークも良かったと思いますが、レイに大切なことを教える(交流する)シーンがもう少し欲しかったですねえ(「レッスンは3つだ」とか言いながら、ほとんど修業らしいこともしてないし)。
ちなみに、この場面を撮影したロケ地は、アイルランドの西にある「スケリッグ・マイケル島」という小さな島なんですが、「上陸するのも難しそうな”切り立った孤島”なのに、よくミレニアム・ファルコン号が着陸できたなあ」と。それが不思議でした(笑)。
●ヨーダが強い
悩めるルークの前に姿を現したのは、かつての師匠ヨーダ(の霊体)。貴重なジェダイの古文書を燃やそうかどうしようかと躊躇しているルークを見て、「そんなものはこうじゃ!」と言わんばかりに落雷を一発!うわあああ!やっぱ霊体になってもヨーダは強い!つーか、そんな強力なパワーが使えるなら、全滅しそうになってるレジスタンスを助けてやれよ!
●ポーグが危ない
予告編でポーグを見た時は「この可愛い新キャラがどんな活躍を見せてくれるんだろう」と期待してたんですが、単なるマスコット的な扱いでちょっと残念。しかも仲間がチューバッカに食べられてるし…。あ、もしかしてチューバッカは、イザという時の”非常食”としてこいつをファルコン号に乗せてるのかも!?危ないポーグ!逃げて〜!
●スノークが弱い
カイロ・レンとフォースでチャット(?)みたいなことをしながら話し合った結果、スノークの前へやって来たレイ。「いよいよラスボスとの激しい対決が始まるのか…?」と思いきや、隙を突かれてスノーク死亡。弱ッ!
前作『フォースの覚醒』であれほど「怖いぞ〜」「強いぞ〜」感を出しまくっておきながら、まさかこんなにあっさりやられてしまうとは…。そういう肩透かしはキャプテン・ファズマだけで十分だよ!
●レイの両親
前作『フォースの覚醒』が公開された時から「レイは誰の子供なんだろう?」ってことがファンの間で議論されていました。あれほど強いフォースを使えるんだから、きっとジェダイの血筋に違いない。父親はルークか、あるいは死んだオビ=ワンか、それとも…。
などと妄想を膨らませたものの、衝撃の真相が発覚!カイロ・レン曰く、「お前の両親は汚らしいゴミ漁りだった。酒のためにお前を売り飛ばしたんだ。彼らはジャクーの砂漠にある、貧乏人の墓場に埋められている。お前は特別な存在ではないんだよ」とのこと。
ええ〜、ジェダイの血筋じゃないのかよ?まあ、本作のテーマが「名もない人でもヒーローになれる」ってことらしいので、レイが特別な存在じゃなくてもいいと思うんですが、ただ一つ気になる点がありまして…。
前作『フォースの覚醒』では、レイの両親を乗せた宇宙船が飛び去っていくシーンが映ってるんですよね。でも、子供を売って金を得ようとするほどの貧乏人が、宇宙船なんか買えるのでしょうか?しかも宇宙船に乗って来たということは、明らかにジャクー以外の惑星から来ているわけで、どう考えても地元の人間ではありません。
これは一体どういうこと?もしかしてカイロ・レンは嘘をついてるんじゃないの?スノークを抹殺し、自らファースト・オーダーを率いて銀河を支配しようと考えるようなヤツだから、レイを暗黒面に引き込むためのブラフなんじゃ…。実は、レンはレイの両親が誰なのか知っていて、それを隠してるとか?
う〜ん、色々想像は出来るんですが、はっきりしたことは分かりませんねえ。そもそも、ライアン・ジョンソン監督はローレンス・カスダンが書いていた初期プロットをボツにして、自らストーリーを書き直したらしいので、前作の伏線が「無かったこと」にされている可能性もありますから。果たして真相は…?
●ホルド提督の説明責任
物語の終盤、ポー・ダメロンがレジスタンス内部で反乱を起こし、宇宙船の指揮権を奪おうとするんですが、あの辺の騒ぎはホルド提督がきちんと作戦内容を説明していれば回避できたんじゃないでしょうか?ポーのことを信用していなかったからなのかどうなのか知りませんけど、そのせいで余計なトラブルが増えただけのような気も…(^_^;)
あと、「ハイパードライブ特攻」で敵の艦隊に大ダメージを与えていましたが、あれが出来るのなら「今までスター・デストロイヤーを相手に苦労して戦っていたのは何だったのか?」という話になってしまい、Xウイングを交えた大規模な宇宙戦闘が意味を成さなくなりますよ(-_-;)
というわけで『最後のジェダイ』を観て気になった部分をさっくり挙げてみたんですけど……結構ありますねえ(苦笑)。もちろん、全てがダメってことではなく、いいシーンも色々あったので、以下に良かった点をざっくりと。
●レイとカイロ・レンの共闘
やっぱり「敵同士だった者たちが手を組んでもっと大きな悪を倒す」という展開は燃えますね!最高指導者のスノークはあっさりやられてしまいましたが(笑)、親衛隊であるエリート・プレトリアン・ガード(真紅の8人衆)とのバトルが非常にカッコ良く、本作の見どころの一つと言えるでしょう。
ちなみに、僕は『フォースの覚醒』を観た時から「最終的にレイとレンは協力してスノークを倒すに違いない」と予想してたんですが、予想よりもだいぶ早かったですね(普通、こういう展開はシリーズの最後に持って来るものじゃないの?)。まあ、脚本を読んだマーク・ハミルも「『エピソード9』まで待てないのか?」と監督に言ったらしいので、そう感じた人も多いのではないでしょうか(^_^;)
●惑星クレイトでの攻防戦
塩で覆われた真っ白な大地を、オンボロのスキー・スピーダーが赤い土煙を上げながら疾走するシーンのビジュアルが素晴らしい!予告編を見た時から「どういう状況なんだろう?」と気になってたんですが、まさかスタビライザーが地面を削ってただけとは(笑)。
●カイロ・レンVSルーク・スカイウォーカー
いや、実際は「対決」じゃないんですけど(笑)、ファースト・オーダーの新兵器:AT-M6の激しい集中砲火を受けたルークが、何事もなかったかのように煙の中から現れ、肩のホコリを手ではらう仕草を見せる一連のシーンに痺れました。
まあ、良く考えたらあの仕草には何の意味も無かったわけですが(笑)、本作でキャラ変したルークの”お茶目な部分”が絶妙な感じで発揮されていて良かったです(^_^)
●夜空を見上げる少年
一人の少年が澄んだ瞳で宇宙を見上げるラストシーン。良く見ると、その手にはフォースで引き寄せられたホウキが…!「これからのスター・ウォーズは誰もが主役になれる可能性がある」ということを、たったワンシーンで表現した見事なショットです。まさに今、『スター・ウォーズ』の新しい時代が幕を開けた!って感じでグッときました(いや、もちろん前作から新シリーズは始まってるんですけどねw)。
う〜ん……こうして振り返ってみても、僕の中では「良かったシーン」より「ダメだったシーン」の方が多いですねえ(苦笑)。ちなみに、周囲の人に感想を聞いてみると、”絶賛派”の人が一人だけいました(後は「普通」「イマイチ」など)。
要するに『最後のジェダイ』が目指したものは「過去の様式からの決別」なんですよ。今までのスター・ウォーズ・シリーズには、ある種のパターン(お約束)みたいなものがあって、それを皆が楽しんで観ていたという状況。
しかし、本作ではそういうパターンを敢えて崩してるんです。トラッキング・システムを破壊するために敵の宇宙船に乗り込んでも失敗するし、報酬を受け取って去って行ったキャラクターがピンチの時に駆け付けてくれない等、過去作で描かれた”お約束”をことごとく裏切っている。
特に顕著なのが、レイを「特別な血筋の人間ではない」と定義し、スカイウォーカー家からの決別をはっきりと宣言したこと。これにより、「誰でもフォースを使える」=「誰でもスター・ウォーズで主人公になれる」という図式が明確になりました。
すでにディズニーは「『エピソード9』以降も『スター・ウォーズ』のシリーズは継続する」と発表しているので、市場拡大の意味も含め「いつまでもスカイウォーカーにこだわってはいられない」ってことなんでしょう。確かに、見慣れたパターンを延々と続けるよりも、今までにない新しい展開を見せてくれる方が嬉しいかもしれません。
だがしかし…!
「パターンを崩す」ということは「安定感のあるドラマツルギーを一旦捨てる」ということでもあり、単に形を壊しただけで面白い映画になるわけではないのです。パターンというものは、それなりに合理的な理由があってその形になったわけですから、安易にそれを否定しても話がガチャガチャになるだけでカタルシスを得ることは出来ないのですよ。
そういう意味では(「確かに面白い部分があった」と認めつつも)本作のストーリー運びには「やはり無理があり過ぎる」と言わざるを得ません。まあ”絶賛派”の人に話を聞いてみても「突っ込みどころが多いのは分かってる。でも…それでも最高なんだよ!」という返答だったので、たぶん大筋では意見が一致してるんじゃないかなあ(^_^;)